過払い金返還とは
たとえば、Hさんが100万円借りたとして、消費者金融などが設定した年利が29.2%とした場合、Hさんの利息は29.2万円になります。
一方、利息制限法の場合だと金利15%になるため、利息は15万円になります。
その差額である14.2万円が払い過ぎた過払い金になります。
これらは過払い金請求することで、お金を取り戻すことが可能です。
このように余分に払ったお金を戻してもらうことを「過払い金返還」と言います。
ところで、過払い金請求がニュースでも話題になっていますが、現在、多くの債務者が過払い請求を行っています。
これにより、消費者金融の体力が弱体化し、倒産する会社も増えてきています。
それに伴い、返還金の額も100%戻らなかったりする場合もあるようです。そのためにも、なるべく早めに対応するのが良いとされています。
ひょっとして自分も・・・と思う人は、早めに法律事務所に相談するのが良いでしょう。
返還請求ができる人とは?
「過払い金」は、誰にでも返還されるものではありません。
では、どんな人が過払い金返還してもらえるのでしょうか?
それは、下記のような人に可能性が考えられます。
- 5年~7年以上消費者金融などに返済をしている。
- 消費者金融などから20%以上の高い金利でお金を借りている
このような人は、金利の計算をし直すことでその差額を返還してもらい、借金の額を減らすことが可能。
上手く行けば、借金がゼロになるばかりか数十万以上もの返還金が戻る場合もあるようです。
グレーゾーン金利について
利息制限法に定める上限金利は超えるものの、出資法に定める上限金利には満たない金利のことをグレーゾーン金利といいます。
利息制限法によると、利息の契約は、同法で定められた利率を超える超過部分は無効とされています。
消費者金融業者の多くは、この金利帯で金銭を貸し出しています。
もし、グレーゾーン金利を利息制限法で引き直し計算をする場合、司法書士や弁護士に介入してもらうか、裁判上の手続きを経る必要があります。
これにより、超過した部分の支払いは元金に組み入れられることになり、元金が大幅に減少し、場合によっては過払いになっていることもあります。
過払い金が判明した場合、司法書士・弁護士に過払い金返還請求の手続をしてもらいましょう。